アジアアロワナで人気が高い紅龍は全身が真っ赤に発色します。発色パターンは鱗底部の色が、赤・黒・プラチナ・金などたくさんあり紅龍を育てる楽しみの一つです。また、20年程度長生きし、日本の熱帯魚ショップでも30歳の紅龍が元気に泳いでいる所も存在します。幼魚のうちはエラブタや鱗に赤い発色は見られないが、数年の歳月を経てオレンジから朱色、そして真紅へと変貌を遂げていきます。紅龍の大きな魅力として、時と共に刻まれていく紅の発色をはずすことは出来ない。現在人気があるのがスプーンヘッドのタイプです。アロワナはかなり丈夫なイメージが強い魚だが水質の急変には弱いので、水槽の投入の際は十分気をつけたい。
熱帯魚ショップ紅龍はさまざまな名前で呼ばれることが多く困惑したことはないでしょうか?赤いアロワナをさす名称はいくつも存在しています。中国の華僑の間ではアジアロワナは「龍魚」と呼ばれその中でも赤いアジアアロワナは紅龍と呼びます。
辣椒紅龍・血紅龍・橘紅龍
台湾の華僑の間で紅龍のグレード(赤色の強さ)を区別するために使われた。辣椒紅龍は最上級の赤い発色。スプーンヘッドタイプで体高があり、やや寸詰まり名体型をしています。鱗の発色は広範囲に広がります。血紅龍は血の様な赤さで、いわゆるフラットヘッドで第一輪郭がはっきりと赤を巻き、その内側に第二輪郭をまくようなタイプをさします。橘紅龍はみかん矢など柑橘類を指すオレンジ色の紅龍をさします。
スーパーレッド
アロワナ原産国のインドネシアブリーダーが呼ぶ名称で赤味が強いレッドアロワナを指します。
これらの呼び名は統一された分類法はなく名称による判断は難しい。有名なブリーダーは自分の会社名や名前などをつけてブランド化しているところもあります。幼魚の段階でどれほど発色するかは親や血統で想像はつきますが、はっきりしたことはわかりません。
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